2023年ファミリーコンサート開催のお知らせ

 今年度7月17日(月・祝日)海の日、二子玉川ライズ内にある オーキッドミュージックサロンにて「ファミリーコンサート」を開催することが決まりました。

 

野村ピアノ教室では、大きな舞台で日頃の練習の成果を発表する「つぼみ会ピアノ発表会」と、ご家族やお友だちと音楽で遊ぼう!がコンセプトの「ファミリーコンサート」を年交代で行っています。

 

今年はファミリーコンサート開催の年、日程、会場が決まり、準備に入りましたことをお知らせいたします。

 

ファミリーコンサートはとても楽しみにしてくださっている生徒さんが多いです。

とても楽しい参加型コンサートなんです。^^

 

 

ファミリーコンサートを企画しようと思ったきっかけを少しお話しようと思います。

 

音楽家の友人が週末にご自宅のリビングで、ホームコンサートを行っていて、度々ご招待を受けて伺っていました。

リビングを使ってのコンサートなので、お客さまは10数名程度、談笑も交えて、お初のお顔も、そうじゃない方も、年齢も、職業もいろいろ、演奏中に時にはワンちゃんの声🐶も入る、(曲のいつも同じところでなくので、ワンちゃんは一緒に歌っているつもりらしい・・友人説)、友達の友達が輪になって、とても楽しいひとときを過ごさせて頂いていました。

広い会場で行うコンサートも良いけど、居心地がよくて、楽しくて、良い空間だなぁ。。と。

音楽を通して作られるこんなに楽しくて居心地が良い空間を生徒さんたちにも提供できないか、と思い立ったのがこのファミリーコンサートを企画する始まりなのです。

 

そしてもう一つ、楽器を弾くことが、子ども時代のものであるだけでなく、子どもから大人までの楽しみになってほしい、という思いからの発想。

 

どんなふうに企画したらよいか、練って、練って2009年に初開催、以降回を重ねています。

 

ファミリーコンサートの特徴をご紹介します。

 

・舞台のある大きなホールではなく、サロン風の会場で行う。

・各部少人数制、お話を交えながらのホームコンサート風コンサート。

・出演のしかた 生徒さんご家族でのアンサンブル、連弾、お友だちとのアンサンブル、生徒さんソロ演奏、のうち選択。

・曲目 生徒さん主導で弾いてみたい曲を選んでもらう、先生も相談にのります。ジャンルは問いません。

・ピアノ以外の楽器の参加大歓迎(これまでも弦楽器をはじめ、サックス、トランペット、ギター、歌、カスタネット、タンバリン、琴、他、いろいろな楽器でご出演頂いてます。)

・上手に弾こう、ではなく「楽しい!」が最大の目標、だから間違っちゃった、は気にしない。^^

・久しぶりに楽器を弾くご父兄の皆さま、また楽器経験のない方も指1本からアンサンブル参加可能。

・会場のお客様もお気持ちの拍手で参加、お声がけもOK、参加型コンサート。

 

 

今年はどんなコンサートになるのか、楽しみに準備を進めて参ります。

ご期待ください♪

ご参加お待ちしております。

Image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年小さいお子さまのためのプレソルフェ

12月3日(日曜日)小さいお子さまのためのクリスマス🎄ソルフェ、開催いたしました。

今年のテーマは「モーツァルト先生が教えてくれる音符とリズム」

モーツァルトの生い立ち、小さい生徒さんに聴かせてあげたいモーツァルト作品を紹介。

そして本題の「音符の成り立ちからリズムへ」小さい生徒さん目線で、わかりやすく等間隔、等分のお話を、そしてリズムの読み取り、聴き取り、体験まで。

最後に、ピアノ効果音付き、クリスマス🎄絵本読み聞かせを行いました。

Pxl_20231127_040837364

子どもたちは楽譜に書かれている沢山の情報の中でも音だけに目が行きがちになる傾向があります。

導入期の曲であれば、使われているリズムの種類が最小限なため音だけ覚えれば楽譜を見ずとも弾ける、と一見思ってしまう。

ところが初級以上の曲になると、音数が増え、リズムの種類も増えるため、拍子、リズムの上に音が乗っている、という理解で楽譜を見る目を持っていないと、あれあれ、今まで弾けたのに、、?💦と弾けなくなることが容易に想像できます。(そもそもピアノは両手、右左それぞれ違うリズムを演奏するのでなおさら)

導入期からリズムで楽譜を読む目を育てたい。

今回の企画はそんな思いから、担当の太田先生と何度も話し合いを重ね、案を練りました。

当日はみんな集中して聴いてくれて、楽しんでくれてる様子が見れて良かったです。沢山準備を重ねたかいかありました。😊

Pxl_20231127_062409394mp_20231204215301

2022年を振り返って。

今年も残りわずかになりました。

1年あっという間だったなぁ。、、と思われる方はきっと多いと思いますが。私も実にそう思いました。

そう思うのはそれだけ頑張って充実した毎日を過ごしたから、と思いたいですね。^^

今年の教室のニュース、またイベントに向けての動き、そして今年の音楽ニュースをまとめました。

 

1月

5日より今年度レッスンスタート、5月のつぼみ会発表会に向けて生徒さんの曲選びを開始。

6日雪が降る、1月7日雪かき、大変でしたね、💦

小さいお子さまのためのイベント「プレソルフェ」の準備を始める。

コンクール出場の生徒さん、予選が始まる。

 

2月

生徒さん、つぼみ会発表会に向けて本格的に練習を始める。

20日 小さいお子さまのための「プレソルフェ」虹をえがくように音を出そう♪~等間隔に音を出すとは?を開催。

Dsc_0299

21日 全日本クラシックジュニアコンクール出場の生徒さん、予選、本選通過、全国大会出場決定

 

3月

24日 これまで大切に長く教室と共に歩んできたピアノとお別れし、新しくグランドピアノ購入する。

 

4月

全日本クラシックジュニアコンクールキッズの部、全国大会最高位、審査員賞受賞、

Dsc_0370

つぼみ会ピアノ発表会プログラムの他、独自の曲解説をまとめたプログラムノートを作成完了。

5月

29日 「つぼみ会ピアノ発表会」開催。生徒さんの演奏、沢山の感動がありました。

 

 

Dsc_0345Pic000079_20221231023001

6月 ~12月通常レッスン、発表会で舞台を経験し、みんなレベルアップ。頑張った成果ですね。😊

 

 

11月 亀井聖矢さん、世界的コンクール  ロンティボー国際コンクールで第1位を受賞。

ショパンコンクールに続いて、世界で日本人若手の活躍が近年素晴らしいですね。

クラシック音楽も、その時代時代で求められるもの、求めるものに変化があります。

子どもたちに常に新しく、素晴らしいものを伝えたい、そのためには自分自身も常に新しいものを取り入れられる姿勢でいられるよう、これからも研鑽を積んでいきたいと思います。

 

 

生徒さん、父兄の皆さま、今年も大変お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

つぼみ会野村ピアノ教室

野村凉子

 

 

 

 

2021年ショパンコンクールに感動して。。

先日、日本人の快挙が大きなニュースとなったショパンコンクール、5年に一度しか行われない、ピアノのオリンピック的存在、世界で最も権威のあるこのピアノコンクールがショパンの祖国ポーランド、ワルシャワより予備予選から全て生配信されました。

それはそれは、素晴らしい感動の連続でした。

今年も終わりに近づく中、とても心に残ったこのことを書き留めておきたい、そしてクラシック音楽について初心者の方にも、ぜひこの感動を知っていただけたらと思い、このブログに書くことにしました。興味を持って頂けましたら嬉しいです。

以下お話を進めていきます。

 

課題曲はショパンの作品のみから課されます。

コンテスタントは30歳までという年齢制限があります。

主なショパンの作品を上げてみます。

ショパンの作品とは、ワルツ19曲(子犬のワルツなど含む)、ノクターン21曲(音楽に詳しくない方もきっとご存知な、作品9-2を含む甘いメロディの宝庫)、マズルカ58曲(ショパンの故郷ポーランドの民族舞踏をもとに着想したと考えられる曲)、バラード4曲(バラード1番は羽生結弦選手がオリンピックのショートプログラムで使用)、スケルツォ4曲、ソナタ3曲、ポロネーズ16曲(英雄ポロネーズ他)、アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ、幻想曲、舟歌、エチュード27曲(別れの曲、革命、他)、24のプレリュード(雨だれ、他)、そしてオーケストラと演奏するコンチェルト2曲、

39歳で亡くなったショパン、短い生涯の中でここに書いた曲だけでも、全て足すと178曲。

書き出してみると、天才とはいえ、これだけの曲数を書いたとは、、あらためて凄いことだなぁ、と思いました。どれも心に残る美しい曲です。

コンテスタントはこの中から課題に沿って、数曲を組み合わせ、自分を最大に表現できるプログラムを練ります。

 

2021年7月 書類、音源審査により通過した164人による、予備予選

課題 指定のエチュードより2曲、指定のノクターン又はエチュードより1曲、指定のマズルカより2曲

指定のコンクールで上位2位までに入った入賞者を含め、87名が通過、内日本人は14名の通過、浜松国際ピアノコンクールで2位に入った牛田智大さんは予備予選免除でした。

 

ここからは素晴らしい名演の数々の中から、心に残った日本勢の演奏を載せていこうと思います。 

どの方も日本国内で、すでに活躍されているピアニストです。

 

2021年10月 本大会開催

1次予選

エチュードより2曲、指定のノクターン、エチュードより1曲、バラード、スケルツォ、幻想曲、舟歌より1曲

 

1次予選より、牛田智大さんの演奏です。

美しいノクターンに始まり、華やかなエチュード、深い解釈、次から次から音楽が溢れてくる幻想曲、素晴らしかった、感動しました。

牛田さんのが演奏前に寄せたTwitterの投稿より

「フランスの作曲家ベルリオーズの代表作のひとつにパリ七月革命記念式典のために作曲された「葬送と勝利の大交響曲」があります。フランス国民を称え、犠牲者を弔う意味をこめて作曲されました。今日演奏する「幻想曲」はショパンがベルリオーズの構想を祖国ポーランドに置き換えて描いたものです。ご存じの通りワルシャワ蜂起はロシア軍に圧倒され失敗に終わりました。国家消滅の危機にあるワルシャワ、自身が暮らす革命を成功させたパリ、その現実を見なければならないときの空虚で絶望的な感情が「幻想」というタイトルに繋がったのではないかと考えます。今日の本番では暖かく、穏やかなワルシャワが徐々に悲しみに染まり、多くの犠牲と深い絶望を経て再び希望を見出すまでの変遍を描きます。」

ノクターン作品27ー2、エチュード作品10-10、10-12「革命」、「幻想曲」

https://youtu.be/CQ9-aNmLO3I

 

2次予選進出45名、内日本人8名

沢田蒼梧 進藤実優 反田恭平 角野隼斗 牛田智大 古海行子 小林愛実 京増修史

 

2次予選

課題 

バラード、スケルツォ、幻想曲、舟歌、幻想ポロネーズより1曲

ポロネーズより1曲、他演奏時間が30分~40分のプログラムを組む。

 

2次予選より角野隼人さんの演奏です。https://youtu.be/uuhElaEJbQA 

角野さんはクラシックピアニストとして活躍されていましたが、数年前より かてぃん としてYouTubeでも活躍。 

数年前ユーチューブを初めて見た時、なんて才能のある人なのだろう、と注目していましたが、あれよあれよという間に有名に。

かてぃんチャンネル https://youtu.be/L2f6Mi7I5lY

 

2次予選より 沢田蒼梧さんの演奏です。https://youtu.be/Co43ouXa6ro

 沢田さんは医大生でピアニスト。

学業とピアノの両立についてお話されたとても興味深い記事です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa9dc598271d73e2720caa7385be2b803d75b04

 

3次予選進出 セミファイナリスト23名、内日本人は5名の通過

進藤実優 反田恭平 角野隼斗 古海行子 小林愛実 

 

3次予選

課題

ソナタ2番、3番、24のプレリュード、マズルカ より演奏時間が45分~55分のプログラムを組む。

 

3次予選より、進藤実優さんの演奏です。ソナタ3番、素晴らしい!もう釘付けです、、

https://youtu.be/S4zdJf-gHSE

 

3次予選より、小林愛美んの演奏です。

小林さんの目にスイッチが入った瞬間から心を持っていかれました。物凄い集中力、24のプレリュード、今回のコンクールの中でも最も素晴らしい名演だったと思います。

https://youtu.be/NzDkiXpAbGs

 

ファイナル進出 ファイナリスト12名、内日本人は反田恭平さん、小林愛実さんの2名でした。

 

ファイナル

課題 コンチェルト1番又2番

(コンチェルトとは独奏楽器が中心となり、オーケストラと共演するものです。)

 

ファイナルの反田恭平さんの演奏です。https://youtu.be/3bMF5wS7Mr4

反田さんは最終順位、第2位に入りました。

日本人としては51年ぶりの最高位タイ2位という快挙です。

反田さんは体格を作るためにボクシングジムにも通ったというエピソードがありましたが、今回このコンクールの物凄さを見ていて、これも納得です。ファイナルでコンチェルトを弾くのが夢だった、というコメント、画面を通して見ているだけでも感動的。夢のような時間でした。

 

最終順位

1位 ブルース・リウ (カナダ)

2位 反田恭平

  アレクサンデル・ガジョヴ(イタリア・スロベニア)

3位 マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)

4位 小林愛実

   ヤクブ・クシュリク(ポーランド)

 

どの方も素晴らしすぎる演奏、肉体と精神をぎりぎりまで込めた、気迫のこもった演奏は、通常のコンサートでは、なかなか聴くことのできないものでした。連日、配信ですが生で聴けたことは貴重な経験でした。

予選から本選を通して、技術を越えた、技術を持っているこの方々の演奏について、これが順位のつくものなのか、と考えさせられました。

それが解釈というならば、ショパン像をどのように考えるか、ということになります。

一説によると、今回のショパンコンクールは、幸せのショパン を演奏した方々が優位だった、という話もあります。

私もそのように思いました。

人間にはいくつもの側面があります。その中から、今回は悲しみの中から得られる美しさを表現した 悲しみのショパン ではなく、幸せのショパンが評価されたように思うのは、今のコロナ禍という時代に、皆が幸せを願うことも関係があったのかもしれない、そう思うところもあります。

いずれにしても、その時代時代に合わせて、良い意味で流され、動いて行かなければならないのだろう、と思うところです。

ぶらあぼ より、審査員ピオトル・パレチ二の貴重なインタビュー記事です。https://ebravo.jp/archives/106452

 

 

20200429_230051_0000_20211209154501

コロナウイルス感染対策について

コロナウイルス感染対策について

 

1.教室入室の際は、かならずマスクの着用をお願いいたします。

又、お子さま用 不織布のマスクを教室で常備いたしますので、不織布マスク以外のマスクを着用しているお子さまは、教室入室の際、付け替えをお願いいたします。

 

2.教室入室、退室時に手をアルコール消毒して頂きます。

 

3.鍵盤はアルコールで直接消毒すると、割れて破損してしまうため、一人の生徒さんの使用の度、水拭きをし、その日のレッスン終了後、鍵盤専用クリーナーで拭いています。

 

4.生徒さんが触れたテーブルは、その都度、アルコール消毒いたします。

 

5.レッスン室、待合室の換気は生徒さんの退室後、1時間ごとに、数分窓を開けることとしています。

待合室の窓は状況によって開けたままにしておきます。

 

6.教室のソファー、テーブル、玄関ドアノブ、レッスン室ドアノブ、窓の手の接触する部分、備品(本、楽譜を除く)はその日のレッスン終了後、アルコール消毒しています。

 

風邪などの症状、熱がある、体調が悪い場合、レッスンはキャンセルをお願いいたします。

その場合、体調回復後、教室にて振替レッスン、又はオンラインレッスンにて振替レッスンいたします。

 

ご希望の方にはオンラインレッスンを対応、行っています。

 

又教室関係者で濃厚接触者になった場合、14日間の健康観察、体調の管理をして頂きます。

体調によっては14日以上の観察をお願いする場合もあります。

 

現在感染者が増えておりますので、今後対策について、より強化するよう、努めます。

 

                                  つぼみ会野村ピアノ教室

 

20200429_230051_0000

 

 

ファミリーコンサート開催いたします。

昨年のクラシック音楽の舞台発表会に続いて、今年度は 音楽で遊ぼう!がコンセプト、「ファミリーコンサート」を開催いたします。

 

日時 2021年8月11日(水) 場所 アートフォーラムあざみ野 

(コロナウイルス感染対策のため、会場ご参加、観覧は、出演者ご家族様のみとさせて頂きます。)

 

好きな曲を持ち寄って、連弾、ソロ演奏、ご家族でアンサンブル、、今年もまた、楽しそうなプログラムになってきましたよ。。

 

プログラムの一部をご紹介します。

ディズニーより、「ホール・ニュー・ワールド」「サークル・オブ・ライフ」「ミッキーマウスマーチ」「彼こそが海賊」他

スタジオジブリより「カントリーロード」「人生のメリーゴーランド」「さんぽ」他

「夜に駆ける」「カイト」「白日」「I LOVE」「Take Five」「情熱大陸」「パプリカ」「飛べ!ガンダム」「Let it be」・・他

書ききれませんが、めちゃくちゃ楽しそうです!

演奏形態も 連弾、ソロ演奏、ボーカル、他楽器とのアンサンブル、(ヴァイオリン、ギター、コントラバス、チェロ、オーボエ、~三味線 他)

ゲスト♪ ソプラノ歌手 相川知子さん 他 今年は スネアドラム、マリンバ&ピアノによる演奏も予定しています。

 

開催まで、1ヶ月をきりました。ご参加の皆さま、ご期待ください。😊

Dscf1604_20210719211301

 

 

 

 

 

大人になった時、習っていて良かったと思えるピアノを。

春ですね。。

日差しがやわらかく、温かい日が増えましたね。

この時期、教室では、新学年を意識して、ぐ~んと成長する生徒さんが多いです。

先日も、生徒さんの成長が垣間見れて嬉しかったことが・・

小学校低学年の男の子、この日の練習はブルグミュラー作曲の「せきれい」

(せきれい、という名の鳥の声があちこちから聴こえるような、軽快なリズムの連鎖が魅力の曲。)

お家で頑張って練習してきてくれたことがよくわかります。

でも、どうしても弾けないところがあって・・

そこを何度も、何度もチャレンジしようとします。

わかるよ、、わかるよ、でもね、、ちょっと待って、、

「弾けないには、弾けない原因があるからね、それがわかったら、弾けるからね。」と止めました。

弾きたいのをぐっとこらえて、お話を聴いてくれました。

 

「音楽はお話を読んだり、書いたりするのと同じでね…」

楽譜は、言葉や、文みたいに、点【 】や 丸【 。】を付けながら読むのに似ているの。。 

この点や丸の場所が間違っていると、文の意味はわからなくなるし、読みにくいよね。

 

例えば「今日はお天気がいいね!」➔ 「今日は お天気が  いいね!」

これを

「きょ  うはお  て んきがい   いね」 は意味がわからないし、喋りにくいよね。

 

弾けなかったところ、楽譜見てみて、、Tくんはさっき、ここに【 、】を付けて弾いていたけど、この音と音の間に【 】の場所を変えてみて。。^^

そうすると、楽譜に書かれている指番号で自然に弾くことになるし、弾けなかった音も、きっと弾ける!

 

楽譜をよ-く見ると、どこに  [ 、]を付けたら良いかがわかってくるんだ。。

 

お話聴いてくれました。

その後、何度か一生懸命頑張ってトライしてくれて、もう一息、のところでこの日のレッスンは終わり。来週再チャレンジしてくれることになりました。

帰りがけ、あと一息だよ。、と声をかけると、

「今度学校で、紅蓮華、弾くの。」とぽそっと。今までTくんの方からお話してくれたことがなかったので、ちょっとびっくりしたけど、とても嬉しくて。。😊

「そ、そうなの。、言ってくれたら、先生、紅蓮華、教えてあげられたのに。」と言ったら、

首をふって、「今日はこの曲を弾きたかったから、、」と下を向きながらニコっと、してくれました。

ふたりでニコニコ、、ってしてこの日のレッスンは終わり。

ひとつ成長したんだなぁ。。

Dsc_0188

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YouTube限定公開 つぼみ会ピアノ発表会後記

昨年開催した新しい試みの「つぼみ会ピアノ発表会」の舞台裏です。

 

3台のカメラを使って、アングルを変えて撮影。

とても綺麗な仕上がりでYouTubeにアップしていただきました。

Photo_20210131182801

2

5_20210131183001

3

4

通常のプログラムにプラスして、よりYouTube発表会を楽しんで頂きたいという思いから、ひとり一人の生徒さんのプログラムに向けて各先生が独自の曲解説、コメントを作成しました。

Photo_20210131202501

今年もまた、生徒さんが楽しんでくださる様子を思い浮かべながら、試行錯誤、新しい取り組みのコンサート、練り始めています。

ご期待ください。。^^

 

 

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

 

昨年は新しいものへ、全ての皆さまがチャレンジの年でしたね。

 

教室も、毎年新しい思考を起こし、取り入れ、レッスン、イベントを行っていますが、昨年はオンラインレッスンに始まり、YouTube公開発表会、オンラインコンクール他、想像を超えるチャレンジの年となりました。

また、昨年はTwitter、InstagramなどSNSを通して、多くのアーチスト、音楽愛好家の方々、音楽関係者から新しい視点、そして努力することの大切さを、あらためて学ばせていただいたと思います。

これらを経て、今年度も音楽を楽しく、優しく、素敵に、生徒の皆さんに届けられるよう、頑張ります。

 

「音楽は感情と向き合い、それらを理解し、表現し、また自らを創り出すことを体得できる分野」(MIT音楽の授業・菅野恵理子著書より)

楽器を弾く(音楽をつくる)=ものを創る=自らを創る、私自身が「創る」ということを体感、そして日々実感していることとして、こちらに載せさせていただきます。

 

教室は1月7日よりスタートします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Dscf1605

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 全国大会入賞、審査員賞 おめでとう!

先日行われました 全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 全国大会、当教室の生徒さんが 3名入賞されました。

★小学校低学年の部 第5位

         ★審査員賞

★小学校中学年の部 第5位

 

コロナウイルスの影響による開催延期のため、やむおえずの曲変更、マスクをつけたレッスン、子供たちにとっても初めての体験ばかり、けっしてコンディションのよくない中、受賞された生徒さん、ほんとによく頑張りました。

全国大会当日、「楽しかった!」と演奏後、笑顔の生徒さん。もっと上を狙いたい、悔しい、という顔をみせた生徒さん。

どの子も一生懸命頑張った、だからこそ見えたその気持ちは宝物ですね。

 

おめでとう!

Photo_20200908140901

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

«対面レッスンにみんな戻りました。